KIRICO平成の大修理

１１月４日の全日最終日、大量のアカを出しながら、名村になんとか到着

船齢３０年のKIRICO

平成の大修理。

まずアカ漏れの原因スターンチューブを
PSS（パックレスシーリングシステム）に交換

これでほぼ３年に一度の床上浸水のトラウマ消滅。

次に先輩諸氏初めゲストの淑女からクレームの多かった
うるさいエンジン。

 バルブが破れていた。
お釈迦寸前！
それにしても構造がシンプルなのかディーゼルエンジンは強い。

搭載直前のエンジン
シリンダーヘッド、燃料フィルター、エアフィルター、等々
かなりオーバーホールした。
女性をお誘いする為には臭いトイレは御法度
ということで便器交換

デッキのハッチもハンドルがバカになり
転覆すれば浸水まちがいなし
で２ケ所交換

木部の塗装はいつものメンバーで

 除染ではない。

出入り口さし板はいつもより入念に
マニュアルどおり７度塗り

雨ざらしだったエンジンキーボックスにカバーを。

すでにお釈迦になっていた油圧のバックステーアジャスターをテークルに
ロープ類はジブメインハリヤードもすべてダイニーマに交換

船底塗装もいつもより余裕をもって入念に。
ご褒美はM司厨長のお弁当

秋のうららかな昼下がり
名村ではプロレスをやっている

「大日本プロレス」聞いた事ないなぁ。
とはいいながら、定番の流血もある。ケチャップの匂いがした。
大修理はこの他に
燃料、水量のゲージ交換
各種ホース、バルブ交換
ジブファーラーの修理（今のところ目処たたず）
ジブファーラーの修理を残し
１２月７日に西宮に回航する。

 きれいになった。。。