2010年12月31日金曜日

平成22年 年納め

近所の宝塚聖天。わんわんくらぶT会長ご尊父の書かれた碑がある。


「謙虚」
いつもの蕎麦屋「三佳」大晦日は大繁盛。「板わさ」がでるまで40分。その間熱燗2合。

すっかりいい気分になった頃に「鴨せいろ」。

我が家の迎春の用意も整った。

恒例行事「蕪鍋」

かれこれ20年近く続く「わんわんくらぶ」年末の恒例行事 「蕪鍋」
会員総出で鰹を削る。


きれいな削り節。削りたてでなければならない。
聖護院蕪、油揚げ、鶏せせり身、鰹削り節。このせせり身は流石に「江戸菊」調達の随分上等なネック。本来は筋や肉の端、などが混ざったものがせせり身であろう。
出汁にまず蕪。
次に削り節。
油揚げと鶏せせり身を入れ、醤油、酒、塩で整える。

最後は昔の丁稚が食したやり方を偲び、ご飯の上にぶっかけて頂く。
今年も目出たく恒例の行事 終了。

Brideges Party

今年最後の BridegesのパーティはCCOのビックイベントとバッティング。
料理は新地「山と川」のイケメン3名の串あげ
 Bridegesのパーティーで串あげは初めて。狭い Bridegesに30人も客が入ると、串あげは大正解。
客のおじさまがアメリカ村のヒップホップダンサーを15人連れてきた。
実に派手!


ポールダンサーも登場!自立式のポールをリース。十分使える、リース料5万円。


フィナーレは料理人ものりのり!


来年ももっと派手に。

2010年12月6日月曜日

平成22年12月南座「顔見世」

今年も「顔見世」に行った。
昨年は寒波の中震えながら鴨川を渡ったが、今年は気温16度。コートも無しでぽかぽかと。


これ又恒例の「松葉」にて「にしんそば」ならぬ「鴨南蛮」。それに熱燗一合。


「市川海老蔵」が見当たらない。
歴史的に不幸の「成田屋」らしい。
が、昨今の報道をみると言い訳ができない状況。
大相撲のように外部の力が働かない梨園。自主的に粛正するしかない。

夜の演目は
「外郎売」 曽我五郎(海老蔵)、工藤祐経(段四郎)
「七段目」 大星(吉右衛門)、平右衛門(仁左衛門)、おかる(玉三郎)、竹森喜多八 (歌昇)、赤垣源蔵(歌六)
「河庄」 治兵衛(藤十郎)、小春(扇雀)、孫右衛門(段四郎)、お庄(竹三郎)
「鳥辺山心中」 半九郎(梅玉)、お染(芝雀)
「越後獅子」 角兵衛獅子(翫雀)

曽我五郎を片岡愛之助が代役。
曽我五郎は早口言葉が売りの役。愛之助は好演。海老蔵がこの役を演じる姿が想像できない。
この3週間で大衆に刷り込まれたイメージは当分(永遠に)拭えないだろう。
「七段目」 これぞ「顔見世」。華があり、舞台が大きく見える。
「河庄」  藤十郎がいい。扇雀の遊女も色気がある。
「鳥辺山心中」 最悪。どうして心中ものを続けるのか?
役者は小粒ばかり。安もんのおかまクラブのショー。
ここで、22時15分。なんと16時15分開演から6時間もたっている。
中座し帰る人がぽつりぽうり。「越後獅子」前の幕間で半数が離脱。
翫雀のフィナーレレビュー「角兵衛獅子」は見てあげたい気もしたが、電車が無くなるので、我々も離脱。
退屈な「鳥辺山心中」が余分であった。