2012年2月19日日曜日

ベネチア

ホテルを出て水上タクシーでムラーノ島 ブラーノ島へ
ムラーノ島はベネチアンガラスの島

 1920年代のものはアートデコのアイテムの中心であった。
現在はシャープなデザインが主流。
ブラーノ島に行く途中に
  SERENELLA造船所へ立ち寄った。
この造船所は千島土地さんの Passage号を建造したところ。
 その中に映画「ツーリスト」のロケに使用された船があった。

 社長は2600万円で譲ると言う。
お安いのでは。
次に訪れたブラーノ島はあさり、スカンピ等の漁とレースで有名な島
このあたりは霧がよく出るので、漁師が迷わないように家をカラフルに塗ったようだ。

 デ•キリコの絵のよう。
 本島に戻ると、ベネチアカーニバルで大変な人ごみ。
コスチュームフェスティバルがあるので、コスプレだらけ。
アドリア海の貿易都市として栄えたベネチア共和国は大航海時代に入って衰退する。
現在では年中カーニバルをうつことで、繁栄?している都市。
日本の各地(東京、大阪も含めて)もいずれこの道をたどる事を肝に銘じる時期にきた。



最後の夕食はホテルのシャトルシップで本島へ
気合いの入った方も一緒に。
 本島は夜も大騒ぎ。
そんな中、路地裏のレストランへ
 ファミリアーなレストラン
スカンピのグリル
 イタリアでの食事は最後まではずすことは無かった。
これでスリにさえあわなければなぁ。



2012年2月18日土曜日

ミラノからボローニャへ

ミラノからボローニャに行く途中 モデナのフェラーリ本社によった。
フェラーリ博物館を見学。
1万人以上が働くフェラーリの街。
ボローニャにはマセラティ ランボルギーニの本社がある。
イタリアの代表的な企業は北部に集中している。
怠惰で生産性のない南部を切り離したいそうだ。
ボローニャは世界最古のボローニャ大学のある城郭都市
ポルティコと塔の街。
セレブ多し。
油断した。
スリにやられた!
手口は子供(人形)を抱いた女が金をせびりにくる。
無視していると意外な程強い力でそでを引っ張られた。
振りほどく間にコートのポケットの財布をすられた。
クレジットカード2枚
数百ユーロの現金。
犯人はジプシー。国籍がないので逮捕できないとの事。
泣き寝入りに。とほほ。。。
食欲無いのにレストランへ
「 DIANA」
ローストビーフ マヨネーズ添え!
ボローニャの料理はミラノの繊細さはない。田舎料理。
パスタは殆どがラビオリ。
今日の昼食「NONNO ROSSI」のポルチーニのタリアテッレはいける。
が横にはやはりラビオリが。
気を取り直して食欲も元通りに。
この後バスで2時間ベネチアへ。
ベネチアの宿はMolino Stucky Hilton
ジュゼッペ島の工場を改築した巨大ホテル
夕食は歩いて10分の
「RISTRANTE CACCIATORI」
この辺りは本島と違い地元の人の食堂風情
料理はまぁまぁ。



値段はリーズナブル。

2012年2月16日木曜日

ACミラン対アーセナル

今日はチャンピオンズリーグ決勝トーナメントがミラノでおこなわれた。
21時頃のキックオフにも関わらず、ドゥオモ広場は17時にはこのとおり。

  ACミランのサポーター。もうかなり酔っている。
大きな声で騒ぐのでギャレリアの中に大声が響く。うるさい。
盾とヘルメットの警官もかなりいたが、結果は ACミランのぼろ勝ち。
アーセナルのフーリガンはどこかで暴れたのか、そのころには寝てしまった。

ミラノのお城 
スフォルツェスコ城
14世紀 ビスコンティ家のお城
永田祐三氏の原点はこれか?
ミラノ市の国際見本市会場は一部を売却
「City Life 」となる。
2015年のミラノ万博はその資金で公害で開催される。
跡地に建つこの建物。
第二会場となるようだ。
 他には、シーザーペリ、イソザキなどが競って建てているが、
ミラノの街並にはそぐわない。
ベリーニ設計の見本市建物「FIERA MILANO」
陳腐化し、インテックス大阪のようになるのかな。
ミラノは近代建築が少ないと嘆いていると、ガイドがレンゾ•ピアノの
新聞社社屋に連れて行ってくれた。

 ミラノらしさは
線路、石畳、両サイドの駐車車両、石造りの建物、おしゃれな男女。
近代建築は似合わない。
運転はかなり難しい。
歩くのもしんどい。

今宵のAperitivoはアルマーニホテル

どこもつきだしは無料。ブルガリホテルはパスタもリゾットも出すと息巻いていたのに、
アルマーニホテルはオリーブ、ナッツ、小さめのスティックサラダのみ。
軍配はブルガリホテルに
 食事は運河で有名な Naviglio 地区の
Pont De Fer
 カジュアルではあるが、結構 ヌーベルクイジーヌ


味はまあまあ。アイデア倒れのものもあった。




2012年2月15日水曜日

2月14日バレンタインデー

イタリア男はまめだ。
ばらの花束を持った男がやたら歩いていたので、
カレンダーを見ればバレンタインデー。
レストランも予約が取りにくくなっている。
今日はまずコモ湖へ。
水深400m。氷河が削り取った湖。
周辺は夏限定の超高級別荘地。


18世紀くらいの建物ばかり。
元は貴族の別荘、現在はベルサーチ、アルマーニ等高級ブランド経営者の所有に。
最近はロシア成金が買っているようだ。
中国人、日本人はまだとの事。
コモ市旧市街。
城壁都市の名残を残すいいまち。
観光地としては夏限定であるにも拘らず、
市民は余裕のある表情をしている。
イタリア経済危機もここではあまり影響なさそうだ。

ミラノへもどって、ガララテーゼ集合住宅へ。
ミラノ郊外の大規模団地の中にアルドロッシの集合住宅がある。
 ジョルジョ•デ•キリコの「ある一日の謎」を模したかのような列柱。
一見して 住みにくそうな集合住宅。
隣接するカルロ•アイモニーノ設計の棟は対照的に住戸タイプも豊富でにぎやかだ。
 夜はまずブルガリホテルで「Apritivo」
18時から20時の間のハッピータイム。
実にリーズナブル。

 ミラノの男女は本当に格好よろしい。
特にブルガリホテルに屯する男女を見ていると映画のシーンに潜り込んだ気分になる。
 Apritivoを終えて食事は「 TABERNA VISCONTI」
地元の庶民が贔屓にする「食堂」
ところが、料理は盛りつけ味ともにとても食堂とはいえない。
ミラノのそこの厚さを知った。