2011年5月23日月曜日

黒部第四発電所

K電力 K部長の計らいで黒部第四発電所を見学した。
全国で2ヶ所だけになったトロリーバスで
「関電トンネル」を通り黒部第四ダムへ。
ダムはあいにく雨と霧で視界悪し。気温9度
前日は松本で32度まで上がった。
我々は今回の目的地に向かうため、一般客から離れて、
ヘルメットを着用し管理用通路へ。

管理用道路の「黒部トンネル」をバスで進む。
バスを降り黒部第四発電所まで、「インクライン」使って、約450m降りる。
インクラインの乗り物はステンレス製のいかにも「サンダーバード」
 
 地上から600m下の地下発電所。4器のタービンがある。
 点検中の水車。ステンレス鋳造。ドイツ製。
 無人管理。

 迫力に圧倒された。
地上の欅平まで、1時間20分かけて列車で移動。
途中1ケ所だけ外気にふれる場所がある。 あいにくの雨で絶景もそこそこ。
黒部渓谷鉄道(トロッコ列車)に乗り換え、宇奈月温泉まで1時間。
宇奈月温泉〜新魚津〜富山からやっと「サンダーバード」にのれた。
この時期に水力発電所の見学。
いろいろ考えさせられた。
黒部第一発電所から第四発電所までの合計発電量は原発1基に相当する。
ランニングコストは安い、無公害、但しイニシャルコストは原発の約5倍。
おまけに、黒部のように豊富な水量と傾斜のある立地はもう日本にはないそうだ。
やはり原発に頼るしか無いか。


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